「全国基金研究発表会」を開催
支払基金は2月2日、東京都内で全国基金研究発表会を開催しました。
この発表会は職員の相互研鑽を図るとともに、日頃の創意工夫による業務の改善等に向けた取組みを全国レベルで共有する機会を通じ、各支部における業務の改善等に役立てることを目的として開催しています。
発表会の冒頭、伊藤理事長から次のようにあいさつがありました。
支払基金は戦後の昭和23年に設立されてから、医療機関と保険者をしっかりと繋ぎ合わせて毎月の診療報酬の審査支払という役割を果たしてきました。
支払基金の役割はさらに増え続けると思っておりますし、日本国が世界に誇る国民皆保険を必ず次世代に繋げていかなければなりません。そして、公平中立な立場で審査を通じ、患者本位の医療を担保するという重要な役割をこれからも果たしていきます。
一方で、支払基金がこれまで蓄積してきたデータと経験を、ぜひ日本国の将来、健康の源として、産業や研究に役に立てていきたい、新しくウイングを広げていきたいと思っています。
昨年の7月4日、支払基金は業務効率化・高度化計画工程表を厚生労働省と発表しました。この改革を成し遂げるため、英知の結集をして、これから進めていこうと思っています。
公正公平な立場で審査を行っていくうえで、さらに高度化を進めていくため、どのようにすれば国民の皆さまに理解をしていただけるのか、われわれはしっかりと歩を進めているところです。
今日の発表会では、支払基金がこれまで取り組んできたことの改善をしながら、礎として築いてきた実力を見せていただき、皆さんが今日のために準備していただいたものを、精一杯発表されることを期待しています。
発表会では、本部及び支部職員から「審査事務の充実と効率化を図るための取組み」、「業務改善の取組み」等のプレゼンテーションと意見交換が行われました。
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