最終更新日:2016年4月1日
《平成23年9月26日新規》
《平成26年9月22日更新》
主としてグラム陽性菌マイコプラズマに作用するもの(614)
クラリスロマイシン【内服薬】
クラリス錠、クラリシッド錠、他後発品あり
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ属、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、クラミジア属、マイコプラズマ属
① 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症
② 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
③ 肛門周囲膿瘍
④ 咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染
⑤ 尿道炎
⑥ 子宮頸管炎
⑦ 感染性腸炎
⑧ 中耳炎、副鼻腔炎
⑨ 歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
本剤に感性のマイコバクテリウム属
マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症
本剤に感性のヘリコバクター・ピロリ
胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症
抗菌作用
原則として、「クラリスロマイシン【内服薬】」を「好中球性炎症性気道疾患」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第3版