最終更新日:2019年2月25日
《平成24年3月16日新規》
《平成26年9月22日更新》
《平成31年2月25日※更新》
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの(613)
スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウム【注射薬】
ユナシン-S静注用、ピシリバクタ静注用、他後発品あり
本剤に感性のブドウ球菌属、大腸菌、プロテウス属、インフルエンザ菌
肺炎、肺膿瘍、膀胱炎、腹膜炎
通常成人にはスルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウムとして、1日6g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
通常成人にはスルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウムとして、1日3g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
通常小児にはスルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウムとして、1日60~150mg(力価)/kgを3~4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する。
なお、点滴による静脈内投与に際しては、補液に溶解して用いる。
細胞壁合成阻害作用
原則として、「スルバクタムナトリウム・アンピシリンナトリウム【注射薬】」を「皮膚・軟部組織感染症」に対して「1回3gを6時間毎、静脈内に投与」した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様であり、妥当と推定される。
嫌気性菌感染症診断・治療ガイドライン2007(日本化学療法学会)
※ 当該使用例は、成分名が「アンピシリンナトリウム・スルバクタムナトリウム【注射薬】」の場合であって
も、審査上認める。