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361 カルバマゼピン③(小児神経5)

最終更新日:2022年2月28日

《令和4年2月28日新規》

標榜薬効(薬効コード)

抗てんかん剤(113)

成分名

カルバマゼピン【内服薬】

主な製品名

テグレトール錠100㎎、テグレトール錠200㎎、
テグレトール細粒50%、他後発品あり

承認されている効能・効果

(1) 精神運動発作、てんかん性格及びてんかんに伴う精神障害、てんかんの痙攣発作:強直間代発作(全般痙攣
  発作、大発作)
(2) 躁病、躁うつ病の躁状態、統合失調症の興奮状態
(3) 三叉神経痛

承認されている用法・用量

(1) 精神運動発作、てんかん性格及びてんかんに伴う精神障害、てんかんの痙攣発作:強直間代発作(全般痙攣
 発作、大発作)の場合
  カルバマゼピンとして通常、成人には最初1日量200~400㎎を1~2回に分割経口投与し、至適効果が得られ
 るまで(通常1日600㎎)徐々に増量する。症状により1日1,200㎎まで増量することができる。小児に対して
 は、年齢、症状に応じて、通常1日100~600㎎を分割経口投与する。
(2) 躁病、躁うつ病の躁状態、統合失調症の興奮状態の場合
  カルバマゼピンとして通常、成人には最初1日量200~400㎎を1~2回に分割経口投与し、至適効果が得られ
 るまで(通常1日600㎎)徐々に増量する。症状により1日1,200㎎まで増量することができる。
(3) 三叉神経痛の場合
  カルバマゼピンとして通常、成人には最初1日量200~400㎎からはじめ、通常1日600㎎までを分割経口投
 与するが、症状により1日800㎎まで増量することができる。小児に対しては、年齢、症状に応じて適宜減量
 する。

薬理作用

① 抗痙攣作用
② キンドリングに対する作用
③ 大脳の後発射及び誘発反応に対する作用
④ 抗興奮作用
⑤ 三叉神経の誘発電位に対する作用

使用例

 原則として、「カルバマゼピン【内服薬】」を「発作性運動誘発舞踏アテトーシス」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

留意事項

(1) 当該使用例の用法・用量
  抗てんかん薬としての通常の維持用量(小児:1日100〜600mg、成人:1日200〜600mg)を下回る少量
  を使用する。学童期で1日50〜100mgを維持用量とし、成人においても小児と同等の維持用量で効果を継続
  することができる。1日1回または2回に分けて経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
(2) 少量であっても、特に投与初期には薬疹をきたす可能性を考慮しておく。本病には少量で有効であるため、
  傾眠の副作用は軽いと考えられるが、一定の注意を怠らない。

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

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