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368 スピロノラクトン③(小児神経8)

最終更新日:2022年9月26日

《令和4年9月26日新規》

標榜薬効(薬効コード)

利尿剤(213)

成分名

スピロノラクトン【内服薬】

主な製品名

アルダクトンA細粒10%、アルダクトンA錠25mg、アルダクトンA錠50mg、ほか後発品あり

承認されている効能・効果

○高血圧症(本態性、腎性等)
○心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、特発性
 浮腫、悪性腫瘍に伴う浮腫および腹水、栄養失調性浮腫
○原発性アルドステロン症の診断および症状の改善

承認されている用法・用量

 スピロノラクトンとして、通常成人1日50~100mgを分割経口投与する。
 なお、年齢、症状により適宜増減する。
 ただし、「原発性アルドステロン症の診断および症状の改善」のほかは他剤と併用することが多い。

薬理作用

抗アルドステロン作用

使用例

 原則として、「スピロノラクトン【内服薬】」を「低カリウム性周期性四肢麻痺」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

留意事項

(1)当該使用例の用法・用量 
  通常成人には1日50〜100mg、小児には体重当たり1日1〜3mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状に
  より適宜増減する。
(2)難治例や既存治療で効果不十分な場合に限り認める。
(3)腎機能障害、電解質異常の患者には慎重に投与すること。

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

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