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377 L-アルギニン塩酸塩①(小児70)

最終更新日:2022年9月26日

《令和4年9月26日新規》

標榜薬効(薬効コード)

他に分類されない代謝性医薬品(399)

成分名

L-アルギニン塩酸塩【内服薬】

主な製品名

アルギU配合顆粒

承認されている効能・効果

 下記疾患における血中アンモニア濃度の上昇抑制
 先天性尿素サイクル異常症[カルバミルリン酸合成酵素欠損症、オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症、アルギニノコハク酸合成酵素欠損症(シトルリン血症)、アルギニノコハク酸分解酵素欠損症(アルギニノコハク酸尿症)]又はリジン尿性蛋白不耐症(ただし、アルギニンの吸収阻害が強い患者を除く)

承認されている用法・用量

 通常、 1 日量として、体重 1 kg当たり0.15~0.50g(L-アルギニンとして0.12~0.38g)を 3 ~ 6 回に分割し、経口投与する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
 一般に少量より開始し、血中アンモニア濃度、自他覚症状等を参考に十分な効果が得られるまで漸増する。また、食事管理(低蛋白食)及び必須アミノ酸補給等の十分な栄養管理の下に投与する。

薬理作用

尿素サイクル異常症薬

使用例

 原則として「L-アルギニン塩酸塩【内服薬】」を「ミトコンドリア病」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

留意事項

 当該使用例の用法・用量
 1日量として、体重1kg当たり0.3~0.5gを、毎食後3回経口投与する。脳卒中様発作が起こった場合、その重症度及び発作の頻度を勘案し、適宜増減する。

その他参考資料

(1) Genetics in Medicine : official journal of the American College of Medical Genetics. 2015;17(9) .
"Diagnosis and management of mitochondrial disease: a consensus statement from the Mitochondrial Medicine Society"
(2) Genetics in Medicine : official journal of the American College of Medical Genetics. 2017;19(12) .
"Patient care standards for primary mitochondrial disease: a consensus statement from the Mitochondrial Medicine Society"

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

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