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376 ドキシサイクリン塩酸塩水和物③(小児69)

最終更新日:2022年9月26日

《令和4年9月26日新規》

標榜薬効(薬効コード)

主としてグラム陽性・陰性菌、リケッチケア、クラミジアに作用するもの(615)

成分名

ドキシサイクリン塩酸塩水和物【内服薬】

主な製品名

ビブラマイシン錠(50)・(100)

承認されている効能・効果

<適応菌種>
 ドキシサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、肺炎桿
菌、ペスト菌、コレラ菌、ブルセラ属、Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ)、クラミジア属
<適応症>
 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次
感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎
盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、淋菌感染症、感染性腸炎、コレラ、子宮内感染、子宮付属器炎、
眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、歯冠周囲炎、化膿性唾液腺炎、猩
紅熱、炭疽、ブルセラ症、ペスト、Q熱、オウム病

承認されている用法・用量

 通常成人は初日ドキシサイクリン塩酸塩水和物として1日200mg(力価)を1回又は2回に分けて経口投与し、2日目よりドキシサイクリン塩酸塩水和物として1日量100mg(力価)を1回に経口投与する。
 なお、感染症の種類及び症状により適宜増減する。

薬理作用

蛋白合成阻害作用

使用例

 原則として、「ドキシサイクリン塩酸塩水和物【内服薬】」を「小児のリケッチア感染症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

留意事項

(1)当該使用例の用法・用量
  小児には本剤を分割又は粉末にして2.2mg/kgを1日2回投与する(最大投与量は100㎎/回とする。)。
 なお、投与期間は、8歳未満の軽症もしくは合併症のない症例には5日間、8歳未満の重症もしくは合併症
 症例と8歳以上には14日間投与する。
(2)小児等(特に歯牙形成期にある8歳未満の小児等)に投与した場合、歯牙の着色・エナメル質形成不全、
  また、一過性の骨発育不全を起こすことがある。

その他参考資料

(1) CDC Morbidity and Mortality Weekly Report May Recommendations and Reports/Vol,62/No,3 March 29,2013
(2)Guidelines for diagnosis and management of rickettsial diseases in India

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

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