本部と支部の情報の共有化と審査充実のための具体的な取組み等を検討・協議するとともに、審査委員会の円滑な運営と機能の強化を図ることを目的として、平成29年度地区別基金審査委員長・支部長会議を、西地区（10月5・6日）、東地区（10月12・13日）別に開催しました。

　1日目、審査委員長会議の冒頭、伊藤理事長からあいさつがありました。
　あいさつの要旨は、次のとおりです。

　常日頃、審査委員長の先生方には審査委員会の円滑な運営にご尽力いただき、お礼申し上げる。
　7月4日、「国民の健康確保のためのビッグデータ活用推進に関するデータヘルス改革推進計画・工程表」「支払基金業務効率化・高度化計画・工程表」を公表した。この改革は、関係団体、国民、まさに日本国が一体となって取り組む必要があり、国民皆保険、患者本位の医療は、必ず次世代につなげていかなければならないことだと思っている。
　また、10月4日に、国民健康保険中央会が国民健康保険団体連合会とともに「国保審査業務充実・高度化基本計画」を公表した。支払基金と共に取り組んで行こうという心根を示したものであり、こうした動きをどうやって広めていくかということが、大切な役割だと思っている。
　審査委員長の先生方からは、ご理解とご協力をいただきながら、できるだけ丁寧にこの計画を進めていきたいと思っている。

• 1日目の審査委員長会議では、本部の担当部から次の事項について説明を行い、意見交換を行いました。

　国民の健康確保のためのビッグデータ活用推進に関するデータヘルス改革推進計画及び支払基金業務効率化・高度化計画の進捗状況
　平成30年度支部フォーラムの開催予定
　審査充実全体会議の検討状況
等

• 2日目の支部長会議では本部の担当部から、働き方の考え方の変革に対する取組み、情報セキュリティ対策強化の取組み等について説明を行いました。また、審査充実の取組みの検証として、現行の取組み状況や、課題と対応等について意見交換を行いました。