平成31年4月1日 インフルエンザ流行で件数は5.2%増 ~確定金額も増加基調~

最終更新日:2019年4月1日

平成31年1月診療分の確定件数は総計で9,959万件であり、前年同月比では、総計は+5.2%、医療保険分は+4.2%、各法分は+9.9%となっています。
これは、支払基金に請求されたインフルエンザ疾患を含むレセプト件数が約900万件と、前年同月(約830万件)と比べて多かったことが件数増の一因と考えられます。なお、国立感染症研究所よると、1月の第4週の「インフルエンザ定点当たりの報告数」は57.09となり、現行の監視体制(平成11年4月)以降最高となった昨シーズンを上回ったと公表しています。
また、各法分では、地方単独医療費助成事業の年齢拡大等に伴い自治体医療が+14.3%と増加したことが、件数の増加に影響していると考えられます。
確定金額は総計で1兆734億円であり、前年同月比では、総計は+3.0%、医療保険分は+3.4%、各法分は+1.2%となっています。


※ 医療保険分は協会けんぽ・健康保険組合等、各法分は生活保護・自治体医療等である。

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