最終更新日:2020年2月26日
《令和2年2月26日新規》
抗パーキンソン剤(116)
レボドパ【注射薬】
ドパストン静注25mg、ドパストン静注50mg
パーキンソン病、パーキンソン症候群
通常成人1日量レボドパとして25~50mgを1~2回に分けて、そのままゆっくり静注又は生理食塩液もしくはブドウ糖注射液などに希釈して点滴静注する。
なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。
γ運動ニューロンに対する作用
薬剤その他処置に伴う無道、筋緊張亢進、振戦に対する作用
原則として、「レボドパ【注射薬】」を「レボドパ製剤の経口投与ができないパーキンソン病、パーキンソン症候群」に対して投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用に基づいており、妥当と推定される。
当該使用例の用法・用量
レボドパ製剤の経口投与ができない場合、レボドパ/ドパ脱炭酸酵素阻害薬配合薬100mgに対してレボドパ静注薬を通常50~100mgをそのままゆっくり静注又は生理食塩液もしくはブドウ糖注射液などに希釈して点滴静注する。なお、症状により適宜増減するが、レボドパ量として1日1,500mgを超えないこととする。