《令和8年2月25日新規》
脳下垂体ホルモン剤(241)
デスモプレシン酢酸塩水和物【注射薬】
デスモプレシン静注4㎍「フェリング」
下記疾患の自然発生性出血、外傷性出血および抜歯時、手術時出血の止血管理
〇軽症・中等症血友病A(第VIII因子凝固活性が2%以上の患者)
〇Type I・Type IIAのvon Willebrand病
通常、デスモプレシン酢酸塩水和物として血友病Aは0.2~0.4μg/kgを、von Willebrand病は0.4μg/kgを生理食塩液約20mLに希釈し、10~20分かけて緩徐に静脈内投与する。
本剤を術前に投与する場合は、予定される外科的処置の30分前に上記と同様の方法で静脈内投与する。
クッシング病における副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)上昇作用。
原則として、「デスモプレシン酢酸塩水和物【注射薬】」を「クッシング病の診断を目的に」使用した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様であり、妥当と推定される。
(1) 当該使用例の用法・用量
4㎍/1mLを経静脈的に投与する。
(2) 本剤静注後の血中ACTH値が負荷前値の1.5倍以上に増加した場合に「陽性(クッシング病の可能性が高い)」と判断される。
(3) 主な副作用として、「頭痛、顔面潮紅、熱感 、のぼせ 、口渇 、低ナトリウム血症、めまい、嘔気、結膜充血、動悸、徐脈」がある。
(4) 重要な基本的注意として
・ 軽度の血圧上昇及び心拍数の増加を認めることがある。
・ 頭痛、冷感、嘔気等の水中毒症状を来すことがある。
間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン2023年版