236 ヘパリンカルシウム(産婦人科5)

最終更新日:2016年4月1日

 《平成23年9月26日新規》

標榜薬効(薬効コード)

 血液凝固阻止剤(333)

成分名

 ヘパリンカルシウム【注射薬】

主な製品名

 カプロシン注、ヘパリンカルシウム注、ヘパリンカルシウム皮下注【後発品】

承認されている効能・効果

1 カプシロン注、ヘパリンカルシウム注

 血液体外循環時における灌流血液の凝固防止(人工腎臓及び人工心肺等)、汎発性血管内血液凝固症候群の治療、血管カテーテル挿入時の血液凝固の防止、輸血及び血液検査の際の血液凝固の防止、血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、四肢動脈血栓塞栓症、手術中・術後の血栓塞栓症等)の治療及び予防

2 ヘパリンカルシウム皮下注

 汎発性血管内血液凝固症候群の治療、血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、四肢動脈血栓塞栓症、手術中・術後の血栓塞栓症等)の治療及び予防

薬理作用

 血液凝固阻止作用、抗凝血作用

使用例

 原則として、「ヘパリンカルシウム【注射薬】」を「抗リン脂質抗体症候群合併妊娠」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

 薬理作用が同様と推定される。

その他参考資料等

 産婦人科診療ガイドライン

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課

〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号

電話:03-3591-7441