最終更新日:2025年9月29日
《令和7年9月29日新規》
糖尿病用剤(396)
グリベンクラミド【内服薬】
オイグルコン錠 1.25mg、オイグルコン錠 2.5mg、他後発品あり
インスリン非依存型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)
通常、1日量グリベンクラミドとして1.25mg~2.5mgを経口投与し、必要に応じ適宜増量して維持量を決定する。ただし、1日最高投与量は10mgとする。
投与方法は、原則として1回投与の場合は朝食前又は後、2回投与の場合は朝夕それぞれ食前又は後に経口投与する。
膵β細胞のATP感受性カリウムチャネルに作用し、インスリン分泌を促進する。
原則として、「グリベンクラミド【内服薬】」を「新生児糖尿病」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様であり、妥当と推定される。
(1) 新生児・乳児糖尿病の十分な治療経験がある専門医により診断がついた症例に対して使用するべきであること。
(2) 当該使用例の用法・用量
(小児内分泌疾患の治療(日本小児内分泌学会編)に準拠し)経口0.2mg/kg/日 分2より開始し、1週おきに0.2mg/kg/日ずつ増量する。最大2mg/kg/日経口投与する。(ただし、1日最高投与量10㎎は超えないこと。)
(1) ISPAD Clinical Practice Consensus Guidelines 2022: Thediagnosis and management of monogenic diabetes in children and adolescents
(2) 糖尿病診療ガイドライン2024