最終更新日:2024年2月21日
《平成27年2月23日新規》
《平成28年9月14日更新》
抗腫瘍性植物成分製剤(424)
ドセタキセル水和物【注射薬】
ドセタキセル【注射薬】
タキソテール点滴静注用20㎎、80㎎、他後発品あり
① 乳癌、非小細胞肺癌、胃癌、頭頸部癌
② 卵巣癌
③ 食道癌、子宮体癌
④ 前立腺癌
① 通常、成人に1日1回、ドセタキセルとして60mg/㎡(体表面積)を1時間以上かけて3~4週間間隔で点滴静注する。
なお、患者の状態により適宜増減すること。ただし、1回最高用量は75mg/㎡とする。
② 通常、成人に1日1回、ドセタキセルとして70mg/㎡(体表面積)を1時間以上かけて3~4週間間隔で点滴静注する。
なお、患者の状態により適宜増減すること。ただし、1回最高用量は75mg/㎡とする。
③ 通常、成人に1日1回、ドセタキセルとして70mg/㎡(体表面積)を1時間以上かけて3~4週間間隔で点滴静注する。
なお、患者の状態により適宜減量すること。
④ 通常、成人に1日1回、ドセタキセルとして75mg/㎡(体表面積)を1時間以上かけて3週間間隔で点滴静注する。
なお、患者の状態により適宜減量すること。
安定な微小管形成による細胞分裂阻害作用
原則として、「ドセタキセル水和物【注射薬】」を「尿路上皮癌(腎機能障害がある場合又は二次化学療法として使用される場合に限る)」に対し静脈内に投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
1 膀胱癌診療ガイドライン2009年度版(日本泌尿器科学会)
2 National Comprehensive Cancer Network(NCCN) Guidelines (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン)2014年第2版(原本 NCCN 日本語版製作:臨床研究情報センター 監訳 日本泌尿器科学会)