最終更新日:2018年9月28日
《平成30年9月28日新規》
放射性医薬品(430)
放射性医薬品基準人血清アルブミンジエチレントリアミン五酢酸テクネチウム(99mTC)注射液【注射薬】
プールシンチ注
RIアンギオグラフィ及び血液プールシンチグラフィによる各種臓器・部位の血行動態及び血管性病変の診断
通常、成人には、740MBqを静脈内投与し、被検部に検出器を向け、投与直後から連続画像(RIアンギオグラム)を得る。終了後、被検部の各方向から平衡時画像(血液プールシンチグラム)を得る。いずれも必要に応じデータ処理装置を用いデータ収集及び処理を行う。
また、必要に応じ、同時に血液を採取することにより循環血漿あるいは血液量の測定を追加することも可能である。
投与量は、年齢、体重及び検査目的に応じ、適宜増減する。
皮下/皮内に投与された本剤は、リンパ管内に取り込まれ、リンパ液に拡散し移動するので、リンパ流の動態診断が可能である。
原則として、「放射性医薬品基準人血清アルブミンジエチレントリアミン五酢酸テクネチウム(99mTC)注射液【注射薬】」を「リンパ浮腫」に対して投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様であり、妥当と推定される。
本剤を、投与部位1箇所あたり、約40~80MBqを容量が0.1~0.2mL以内となるように調製の上、皮内に投与し、観察部位のシンチグラムを得る。