最終更新日:2022年2月28日
《令和4年2月28日新規》
放射線医薬品(430)
放射性医薬品基準ヒドロキシメチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)【注射薬】
クリアボーンキット、クリアボーン注
骨シンチグラムによる骨疾患の診断
(1) クリアボーンキット
ア 調整法
本品を冷蔵庫から取り出し、約5分間放置して室温にもどす。本品1バイアルあたり、日本薬局方過テク
ネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液3~9mLを無菌的に加える。振とうして内容物を溶解し、室温に
10分間放置することによりヒドロキシメチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液を得る。
イ 骨シンチグラフィ
通常、成人には555~740MBqを肘静脈内に注射し、1~2時間の経過を待って被検部の骨シンチグ
ラムをとる。
投与量は、年齢、体重により適宜増減する。
(2) クリアボーン注
通常、成人には555~740MBqを肘静脈内に注射し、1~2時間の経過を待って被検部の骨シンチグラムを
とる。
年齢、体重により適宜増減する。
骨親和性放射性物質の特に骨新生が盛んな部位への集積
原則として、「放射性医薬品基準ヒドロキシメチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)【注射薬】」を「心シンチグラムによる心アミロイドーシスの診断」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
当該使用例の用法・用量
(1) クリアボーンキット
ア 調整法
本品を冷蔵庫から取り出し、5分間放置して室温にもどす。本品1バイアルあたり、日本薬局方過テク
ネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液3~9mLを無菌的に加える。振とうして内容物を溶解し、室温に
10分間放置することによりヒドロキシメチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液を得る。
イ 心シンチグラム
被験者に555~740MBqを肘静脈内に注射し、2又は3時間後に心シンチグラムをとる。
(2) クリアボーン注
被験者に555~740MBqを肘静脈内に注射し、2又は3時間後に心シンチグラムをとる。