34 星状神経節ブロック(アレルギー性鼻炎)

最終更新日:2016年4月1日

 《平成18年3月27日新規》
 《平成26年9月22日更新》

取扱い

 アレルギー性鼻炎に対し、星状神経節ブロックは認められない。

取扱いを定めた理由

 星状神経節ブロックにより症状が緩和することは、他の疾患に併発したアレルギ-性鼻炎に星状神経節ブロックを施行し、症状が改善したと経験的にいわれているところであるが、星状神経節ブロックによって鼻腔周辺の血流が増し、鼻粘膜の腫脹、鼻汁の増加をきたすことがあり、必ずしも有効とは言い難い。星状神経節ブロックにより症状の改善する症例(鼻閉症例)もあるようだが、根本的な治療とは言えない。

留意事項

 医学的根拠に乏しいため現状では認められない。

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課

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