200番台 個々の器官系用医薬品

薬効コード タイトル 事例内容
211 l-イソプレナリン塩酸塩 原則として、「l-イソプレナリン塩酸塩【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
211 オルプリノン塩酸塩水和物 原則として、「オルプリノン塩酸塩水和物【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
211 デノパミン     原則として、「デノパミン【内服薬】」を「現行の適応症について小児」に対して「1~1.5(最大3)mg/kg/日を1日3回に分けて(成人量を超えない)」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
211 ドパミン塩酸塩① 原則として、「ドパミン塩酸塩」を「麻酔時の昇圧、乏尿等の急性循環不全の前状態」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
211 ドパミン塩酸塩② 原則として、「ドパミン塩酸塩【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
211 ミルリノン 原則として、「ミルリノン【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 アテノロール 原則として、「アテノロール【内服薬】」を「小児の頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)」に対して「0.5~2mg/kgを1日1回」処方した場合及び「20歳未満で体重が成人と同等の者の頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)」に対して「25~100mgを1日1回」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 アミオダロン塩酸塩 原則として、「アミオダロン塩酸塩【注射薬】」を「難治性かつ緊急を要する場合の、心房細動又は心房粗動」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 ジソピラミド 原則として、「ジソピラミド」を「小児の頻脈性不整脈」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 ビソプロロールフマル酸塩 原則として、「ビソプロロールフマル酸塩【内服薬】」を「肥大型心筋症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 ピルシカイニド塩酸塩水和物① 原則として、「ピルシカイニド塩酸塩水和物【内服薬】」を「現行の適応症について小児」に対して「2mg/kg/日を1日3回に分けて」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 ピルシカイニド塩酸塩水和物② 原則として、「ピルシカイニド塩酸塩水和物【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に対して「1~1.5mg/kgを10分かけて静脈内に投与」した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 メキシレチン塩酸塩 原則として、「メキシレチン塩酸塩【内服薬】」を「小児の頻脈性不整脈(心室性)」に対して「5~10mg/kg/日を1日3回に分けて」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
212 ランジオロール塩酸塩 原則として、「ランジオロール塩酸塩【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に対して「2.5μg/kg/分で開始し、数分ごとに倍々にして最大80μg/kg/分」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213 アセタゾラミドナトリウム 原則として、「アセタゾラミドナトリウム【注射薬】」を「脳梗塞、もやもや病等の閉塞性脳血管障害」における「脳循環予備能(安静時及び負荷時の脳血流量の増加)の検査(SPECT又は非放射性キセノン脳血流動態検査)」を目的に、静脈内に「500~1,000mg又は15~17mg/kg」を処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213

アセタゾラミド①

原則として、「アセタゾラミド【内服薬】」を「周期性四肢麻痺」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213

アセタゾラミド②

原則として、「アセタゾラミド【内服薬】」を「発作性失調症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213 イソソルビド 原則として、「イソソルビド【内服薬】」を「急性低音障害型感音難聴」、「内リンパ水腫」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213 カンレノ酸カリウム 原則として、「カンレノ酸カリウム【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213 スピロノラクトン① 原則として、「スピロノラクトン」を「腎性尿崩症」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213 スピロノラクトン② 原則として、「スピロノラクトン【内服薬】」を「現行の適応症について小児」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213

スピロノラクトン③

原則として、「スピロノラクトン【内服薬】」を「低カリウム性周期性四肢麻痺」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213 ヒドロクロロチアジド 原則として、「ヒドロクロロチアジド」を「腎性尿崩症」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213 フロセミド① 原則として、「フロセミド20mg【注射薬】」を「急性・慢性腎不全による乏尿」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
213

フロセミド②

原則として、「フロセミド【内服薬】」を「高カリウム性周期性四肢麻痺」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
214 カプトプリル 原則として、「カプトプリル【内服薬】」を「現行の適応症について小児」に処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
214 カルベジロール 原則として、「カルベジロール【内服薬】」を「アンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている小児の虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全」に対して「0.05mg/kg/日(最大6.25mg/日)を1日2回に分けて処方開始し、2週間ごとに徐々に増量し、0.35~0.4mg/kg/日を1日2回に分けて維持。本剤に対する反応性により維持量を増減。」し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
214/217 エナラプリルマレイン酸塩 原則として、「エナラプリルマレイン酸塩」を「小児の高血圧、小児の心不全」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
216

ミドドリン塩酸塩

原則として、「ミドドリン塩酸塩【内服薬】」を「起立性調節障害」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
217 イソソルビド硝酸エステル 原則として、外用の「イソソルビド硝酸エステル」を「心不全」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
217 ジピリダモール 原則として、「ジピリダモール【内服薬】」を「川崎病冠動脈後遺症合併症の管理」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
217 ニトログリセリン① 原則として、「ニトログリセリン【注射薬】」を「異常高血圧」、「開心術後心不全」、「冠動脈虚血」、「肺動脈性肺高血圧症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
217 ニトログリセリン② 原則として「ニトログリセリン【注射薬】」を「分娩時の緊急子宮弛緩」を目的とする治療として、1回60~90μg、最大100μgを緩徐に静脈内に投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
217 ニフェジピン 原則として、「ニフェジピン【内服薬】」を「小児の高血圧」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
217 ベラパミル塩酸塩① 原則として、「ベラパミル塩酸塩【内服薬】」を「ベラパミル感受性心室頻拍」、「片頭痛」、「群発性頭痛」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
217 ベラパミル塩酸塩② 原則として、「ベラパミル塩酸塩【内服薬】」を「肥大型心筋症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
219 アメジニウムメチル硫酸塩① 原則として、「アメジニウムメチル硫酸塩」を「起立性調節障害」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
219 アメジニウムメチル硫酸塩② 原則として、「アメジニウムメチル硫酸塩」を「小児の起立性調節障害」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
219 アルプロスタジル① 原則として、「アルプロスタジル【注射薬】」を「突発性難聴」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
219 アルプロスタジル② 原則として、「アルプロスタジル【注射薬】」を「血行再建後の血流維持」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
219 アルプロスタジルアルファデクス 原則として、「アルプロスタジルアルファデクス【注射薬】」を「突発性難聴」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
225 クロモグリク酸ナトリウム① 原則として、「クロモグリク酸ナトリウム【外用薬】」を「現行の適応症について、3歳以下の小児」の症例でスペーサーを用いての使用に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
225 プロカテロール塩酸塩水和物 原則として、「プロカテロール塩酸塩水和物【外用薬】」を「乳児の喘鳴症状」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
232

シメチジン

原則として、「シメチジン【内服薬】」を「PFAPA症候群」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
232 ファモチジン 原則として、「ファモチジン」を「胃食道逆流現象」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
232 ポラプレジンク 原則として、「ポラプレジンク【内服薬】」を「味覚障害」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
241 デスモプレシン酢酸塩
新規
原則として、「デスモプレシン酢酸塩【内服薬】」を「尿浸透圧あるいは尿比重低下に伴う夜尿症」に対して「1日1回60μg製剤を経口投与」した場合、当該使用事例を審査上認める。
241 バソプレシン 原則として、「バソプレシン【注射薬】」を「急性低血圧」、「ショック時の補助治療」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
244 酢酸メテノロン 原則として、「酢酸メテノロン【内服薬】」を「骨髄異形成症候群及び骨髄線維症における貧血改善」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 d-クロルフェニラミンマレイン酸塩・ベタメタゾン配合 原則として、「d-クロルフェニラミンマレイン酸塩・ベタメタゾン配合【内服薬】」を「好酸球性副鼻腔炎」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 アドレナリン① 原則として、「アドレナリン」を心停止時の心拍再開のため、1回1mg静注(反復投与)した場合、審査上認める。
245 アドレナリン② 原則として、「アドレナリン【外用薬】」を「クループ症候群」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 アドレナリン③ 原則として、「アドレナリン【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 コハク酸プレドニゾロンナトリウム 原則として、「コハク酸プレドニゾロンナトリウム【注射薬】」を「自己免疫性視神経炎」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム① 原則として、「メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム【注射薬】」を「脳炎・脳症」、「髄膜炎」、「肥厚性硬膜炎」、「脊髄炎」、「視神経炎」、「重症筋無力症」、「多発性硬化症」、「慢性炎症性脱髄性多発神経炎」、「ギラン・バレー症候群」、「膠原病・免疫性疾患」、「ベーチェット病」、「Bell麻痺」、「トローサ・ハント症候群」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム② 原則として、「コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム【注射薬】」を「間質性肺炎」、「特発性肺ヘモジデローシス」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 デキサメタゾン 原則として、「デキサメタゾン【内服薬】」を「急性閉塞性喉頭炎(クループ症候群)」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 デキサメタゾンパルミチン酸エステル 原則として、「デキサメタゾンパルミチン酸エステル【注射薬】」を「二次性血球貪食性リンパ組織球症」に対して投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 トリアムシノロンアセトニド 原則として、「トリアムシノロンアセトニド【注射薬】」を「黄斑浮腫」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム 原則として、「ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム」を「循環系ショック状態」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウム 原則として、「ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウム」を「循環系ショック状態」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 プレドニゾロン 原則として、「プレドニゾロン【内服薬】」を「進行性筋ジストロフィー(デゥシェンヌ型・ ベッカー型)」、「難治性てんかん」、「点頭てんかん」、 「非けいれん性てんかん重積状態」、「群発性頭痛」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム① 原則として、「メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム【注射薬】」を「脳炎・脳症」、「髄膜炎」、「肥厚性硬膜炎」、「脊髄炎」、「視神経炎」、 「重症筋無力症」、「多発性硬化症」、「慢性炎症性脱髄性多発神経炎」、「ギラン・バレー症候群」、「膠原病・免疫性疾患」、「ベーチェット病」、「Bell麻痺」、「トローサ・ハント症候群」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム② 原則として「メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム【注射薬】」を「広汎性円形脱毛症(脱毛が急速に進行している、脱毛巣が25%以上の成人症例)」に対し500mg/日もしくは8mg/Kg/日を3日連続で点滴静注した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 リン酸デキサメタゾンナトリウム① 原則として、「リン酸デキサメタゾンナトリウム【注射薬】」を「細菌性髄膜炎」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
245 リン酸デキサメタゾンナトリウム② 原則として、「リン酸デキサメタゾンナトリウム【注射薬】」を「急性閉塞性喉頭炎(クループ症候群)」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
247

メドロキシプロゲステロン酢酸エステル①

原則として、「メドロキシプロゲステロン酢酸エステル【内服薬】」を「子宮内膜異型増殖症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

247

メドロキシプロゲステロン酢酸エステル②

原則として、「メドロキシプロゲステロン酢酸エステル【内服薬】」を「子宮内膜間質肉腫(ただし、低異型度子宮内膜間質肉種に限る。)」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
249

インスリン アスパルト(遺伝子組換え)①

原則として、「インスリンアスパルト(遺伝子組換え)【注射薬】」を「高血糖」、「グルコース・インスリン・カリウム療法(GIK療法)」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

249

インスリン アスパルト(遺伝子組換え)②

原則として、「インスリン アスパルト(遺伝子組換え)【注射液】」を「妊娠糖尿病」に対して投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
249

インスリン デテミル(遺伝子組換え)

原則として、「インスリン デテミル(遺伝子組換え)【注射液】」を「妊娠糖尿病」に対して投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
249

インスリン ヒト(遺伝子組換え)

原則として、「インスリン ヒト(遺伝子組換え)【注射液】」を「妊娠糖尿病」に対して投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
249

インスリン リスプロ(遺伝子組換え)

原則として、「インスリン リスプロ(遺伝子組換え)【注射液】」を「妊娠糖尿病」に対して投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
249 ガニレリクス酢酸塩  原則として、「ガニレリクス酢酸塩【注射薬】」を「卵巣過剰刺激症候群の発症リスクが高い症例」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。
249 セトロレリクス酢酸塩  原則として、「セトロレリクス酢酸塩【注射薬】」を「卵巣過剰刺激症候群の発症リスクが高い症例」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。
249 リュープロレリン酢酸塩① 原則として、「リュープロレリン酢酸塩【注射薬】(キット製剤)」を「中枢性思春期早発症」に対して「4週毎に1回、1.88mg又は3.75mgを皮下注射」した場合、当該使用事例を審査上認める。
249 リュープロレリン酢酸塩② 
新規
原則として、「リュープロレリン酢酸塩【注射薬】」を「アンドロゲン受容体陽性唾液腺癌」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。
264 クロタミトン       原則として、「クロタミトン」を「疥癬」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
269 ジアフェニルスルホン 原則として「ジアフェニルスルホン【内服薬】」を「シェーンライン・ヘノッホ紫斑病」に対し小児に0.5~1.5mg/Kg/日、成人に50~150mg/日を処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
269 メトキサレン① 原則として、「メトキサレン【外用薬】」を「乾癬」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
269 メトキサレン② 原則として、「メトキサレン【内服薬】」を「乾癬」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。