116 アドレナリン③(小児科27)

最終更新日:2016年4月1日

 《平成21年9月15日新規》

標榜薬効(薬効コード)

 副腎髄質ホルモン(245)

成分名

 アドレナリン【注射薬】

主な製品名

 ボスミン注、エピネフリン注射液

承認されている効能・効果

① 次の疾患に基づく気管支痙攣の緩解:気管支喘息、百日咳
② 各種疾患もしくは状態に伴う急性低血圧またはショック時の補助治療
③ 心停止の補助治療
④ 局所麻酔薬の作用延長
⑤ 手術時の局所出血の予防と治療
⑥ 虹彩毛様体炎時における虹彩癒着の防止

薬理作用

 交感神経刺激作用

使用例

 原則として、「アドレナリン【注射薬】」を「現行の適応症について小児」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

 薬理作用が同様と推定される。

留意事項

 使用上の注意において、「小児等では安全性が確立されていないため、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。」と記載があることに留意して使用されるべきであること。

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課

〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号

電話:03-3591-7441