最終更新日:2016年4月1日
《平成24年9月24日新規》
《平成26年9月22日更新》
強心剤(211)
デノパミン【内服薬】
カルグート錠、カルグート細粒、他後発品あり
慢性心不全
デノパミンとして通常成人1日量15~30mgを3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
ただし、多くの場合、他剤(ジギタリス、利尿剤、血管拡張剤等)と併用する。
心筋収縮力増強作用、末梢血流増加作用
原則として、「デノパミン【内服薬】」を「現行の適応症について小児」に対して「1~1.5(最大3)mg/kg/日を1日3回に分けて(成人量を超えない)」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
使用上の注意において、「小児等に対する安全性は確立していない(少量より開始するなど慎重に投与すること)。」と記載があることに留意して使用されるべきであること。
小児心不全薬物治療ガイドライン 2002(日本小児循環器学会)