最終更新日:2020年2月26日
卵胞ホルモン及び黄体ホルモン剤(247)
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル【内服薬】
ヒスロンH錠200㎎、他後発品あり
(現在、承認されている効能・効果及び用法・用量から、プロベラ錠2.5㎎、ヒスロン錠5は除外)
乳癌
子宮体癌(内膜癌)
乳癌には、メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして通常成人1日600~1200mgを3回に分けて経口投与する。
子宮体癌(内膜癌)には、メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして通常成人1日400~600mgを2~3回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
抗腫瘍作用
原則として、「メドロキシプロゲステロン酢酸エステル【内服薬】」を「子宮内膜異型増殖症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
(1) 子宮内膜異型増殖症の標準的治療は子宮全摘出術であり、当該使用例は妊孕性温存を希望する症例に限る。
(2) 当該使用例の用法・用量
メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして通常成人1日400~600mgを2~3回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
子宮体がん治療ガイドライン2018年版