336 メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(産婦人科7)

最終更新日:2020年2月26日

標榜薬効(薬効コード)

卵胞ホルモン及び黄体ホルモン剤(247)

成分名

メドロキシプロゲステロン酢酸エステル【内服薬】

主な製品名

ヒスロンH錠200㎎、他後発品あり
(現在、承認されている効能・効果及び用法・用量から、プロベラ錠2.5㎎、ヒスロン錠5は除外)

承認されている効能・効果

乳癌
子宮体癌(内膜癌)

承認されている用法・用量

乳癌には、メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして通常成人1日600~1200mgを3回に分けて経口投与する。
子宮体癌(内膜癌)には、メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして通常成人1日400~600mgを2~3回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。

薬理作用

抗腫瘍作用

使用例

原則として、「メドロキシプロゲステロン酢酸エステル【内服薬】」を「子宮内膜異型増殖症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

薬理作用が同様と推定される。

留意事項

(1) 子宮内膜異型増殖症の標準的治療は子宮全摘出術であり、当該使用例は妊孕性温存を希望する症例に限る。
(2) 当該使用例の用法・用量
  メドロキシプロゲステロン酢酸エステルとして通常成人1日400~600mgを2~3回に分けて経口投与する。
  なお、症状により適宜増減する。

その他参考資料等

子宮体がん治療ガイドライン2018年版

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課

〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号

電話:03-3591-7441