最終更新日:2018年2月26日
《平成27年2月23日新規》
《平成30年2月26日※追記》
解熱鎮痛消炎剤(114)
ジクロフェナクナトリウム【外用薬】
ボルタレンサポ、他後発品あり
① 下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、後陣痛
② 手術後の鎮痛・消炎
③ 他の解熱剤では効果が期待できないか、あるいは、他の解熱剤の投与が不可能な場合の急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の緊急解熱
ジクロフェナクナトリウムとして通常1回25~50mgを1日1~2回、直腸内に挿入するが、年齢、症状に応じ低用量投与が望ましい。
低体温によるショックを起こすことがあるので、高齢者に投与する場合には少量から投与を開始すること。
ジクロフェナクナトリウムとして1回の投与に体重1kgあたり0.5~1.0mgを1日1~2回、直腸内に挿入する。
なお、年齢、症状に応じ低用量投与が望ましい。
低体温によるショックを起こすことがあるので、少量から投与を開始すること。
年齢別投与量の目安は1回量として下記のとおりである。
プロスタグランジン合成阻害作用
原則として、「ジクロフェナクナトリウム【外用薬】」を「尿管結石」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
尿路結石症診療ガイドライン(第2版)(日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会、日本尿路結石症学会)
※当該使用例は、剤形が坐剤である「ジクロフェナクナトリウム【外用薬】」に限り適用するものであること。