最終更新日:2016年4月1日
《平成27年2月23日新規》
代謝拮抗剤(422)
ゲムシタビン塩酸塩【注射薬】
ジェムザール、ゲムシタビン、他後発品あり
非小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、手術不能又は再発乳癌、がん化学療法後に増悪した卵巣癌、再発又は難治性の悪性リンパ腫
通常、成人にはゲムシタビンとして1回1000mg/㎡を30分かけて点滴静注し、週1回投与を3週連続し、4週目は休薬する。
これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
通常、成人にはゲムシタビンとして1回1250mg/㎡を30分かけて点滴静注し、週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。
これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
DNA合成阻害作用
原則として、「ゲムシタビン塩酸塩【注射薬】」を「転移を有する胚細胞腫・精巣がん」に対し二次化学療法として静脈内にオキサリプラチン又はパクリタキセルと併用投与した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
1 NCCNガイドライン 2012(National Complehensive Cancer Network)
2 精巣腫瘍診療ガイドライン 2009年版(日本泌尿器科学会)