最終更新日:2016年4月1日
《平成24年9月24日新規》
《平成26年9月22日更新》
不整脈用剤(212)
メキシレチン塩酸塩【内服薬】
メキシチールカプセル、他後発品あり
① 頻脈性不整脈(心室性)
② 糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善
① 頻脈性不整脈(心室性)
通常、成人にはメキシレチン塩酸塩として、1日300mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は450mgまで増量し、1日3回に分割し食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
② 糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善
通常、成人にはメキシレチン塩酸塩として、1日300mgを1日3回に分割し食後に経口投与する。
Naチャンネル阻害作用による局所麻酔作用・抗不整脈作用
原則として、「メキシレチン塩酸塩【内服薬】」を「小児の頻脈性不整脈(心室性)」に対して「5~10mg/kg/日を1日3回に分けて」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
薬理作用が同様と推定される。
使用上の注意において、「低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。」と記載があることに留意して使用されるべきであること。
小児不整脈の診断・治療ガイドライン 2010(日本小児循環器学会)