令和3年3月全国基金審査委員長・支部長会議を開催

支払基金は全国組織としての機能強化を図るとともに審査充実のための諸方策等に関する意見交換を目的として、3月4日（木）と5日（金）の両日に令和3年3月全国基金審査委員長・支部長会議をWebにより開催しました。

• 神田理事長あいさつ（要旨）

　日頃から審査委員会の運営、支払基金の業務運営にご尽力賜っていることに対しまして、この場をお借りして、御礼を申し上げたいと思います。
　昨年3月に審査事務集約化計画工程表を支払基金として決定しましたが、今年度はその計画に従って改革の具体像を彫る年であると位置付けています。
　具体的には、4月には、昨年実施した事務量調査を踏まえ、各審査事務センターや審査委員会事務局の組織、定員を示すこととしています。
　また、9月に稼働する新しい「審査支払システム」には、AIを使ったレセプト振分機能を実装することとしており、この新システムや非現業業務の本部集約等を踏まえた業務処理マニュアルを作成し、配置先に応じた研修を行うことを考えています。
　「審査事務の統一に向けた取組」や支払基金はコロナ禍の緊急事態宣言下においても事業継続を求められる事業者であることから「在宅審査、在宅審査事務」についても、課題を整理し検討していくこととしています。
　本日は多くの内容を説明させていただきますが、忌憚のないご意見を賜りまして、現場に合った改革が進むよう努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

　3月4日　審査委員長会議
担当部から次の事項について説明等を行い、意見交換を行いました。
・　審査規準の作成
・　事務付託事項の統一化
・　ＡＩによるレセプト振分機能
・　高点数診療行為に対する高額注意チェックの設定について
・　高崎オフィスでのモデル事業の実施
　　※在宅審査・在宅審査事務の検討状況を含む
　等

　3月5日　支部長会議
担当部から次の事項について説明等を行い、意見交換を行いました。
・　支払基金定款の一部変更
・　令和3事業年度事業計画
・　令和3年度の審査充実のための数値目標・取組
・　オンライン資格確認等の開始
　等