令和3年12月28日　令和4年度における審査支払業務の平均手数料は、令和3年度と同額の59.90円／件に

　支払基金は保険者の委託を受けて診療報酬に係る審査支払を実施しています。
　そのために必要な事務費は保険者によって負担される手数料で賄われています。
　具体的なレセプト１件当たりの手数料については、毎年度その額を保険者団体と支払基金との間で協議し、決定することとしています。

　令和4年度における審査支払業務の手数料に関しては、11月に協議が行われ、12月に保険者団体と支払基金の間で合意が得られました。

　なお、令和4年度からの実施を目指していた「判断が明らかなレセプト」を別単価として設定する手数料階層化については、必要な財源の確保が困難であることから、保険者団体と協議の上、導入を見送ることとなりました。
　今後、できる限り早期の導入を実現するため、引き続き保険者団体との協議を行うこととしております。

• 　レセプトの平均手数料を59.90円（税込）／件と設定します。

　これは、

1. 令和3年度予算（59.90円/件）と同額
2. ピーク時の平成9年度決算（107.88円/件）と比較して▲47.98円

　となります。

• 　実際にご負担いただく医科・歯科レセプトと調剤レセプトの手数料（基本手数料）は、以下のとおりとします。

　1.　医科・歯科分　 71.60円（令和3年度同額）
　2.　調剤分　　　　 35.80円（令和3年度同額）

• 　また、付加手数料については、令和3年度予算と同額とします。

• 　なお、令和4年度におけるレセプト区分ごとの１件当たりの手数料は、次のとおりです。