427 グルカゴン(遺伝子組換え)(医学放射線6)
最終更新日:2026年9月14日
《令和8年9月14日新規》
標榜薬効(薬効コード)
機能検査用試薬(722)
成分名
グルカゴン(遺伝子組換え)【注射薬】
主な製品名
グルカゴンGノボ注射用1mg
承認されている効能・効果
〇 消化管のX線及び内視鏡検査の前処置
〇 低血糖時の救急処置
〇 成長ホルモン分泌機能検査
〇 肝型糖原病検査
〇 胃の内視鏡的治療の前処置
承認されている用法・用量
<消化管のX線及び内視鏡検査の前処置>
通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、0.5~1mgを筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、本剤の作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15~20分間である。
<低血糖時の救急処置>
通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。
<成長ホルモン分泌機能検査>
グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、体重1kg当たり0.03mgを空腹時に皮下に注射する。
ただし、最大投与量は1mgとする。
<肝型糖原病検査>
通常、成人にはグルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを生理食塩液20mLに溶かし、3分かけて静脈内に注射する。
なお、小児においてはグルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、通常体重1kg当たり0.03mgを筋肉内に注射する。
ただし、最大投与量は1mgとする。
<胃の内視鏡的治療の前処置>
通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、筋肉内又は静脈内に注射する。また、内視鏡的治療中に消化管運動が再開し、治療に困難を来した場合又はその可能性がある場合には、1mgを追加投与する。
なお、本剤の作用発現時間は、筋肉内注射の場合約5分、静脈内注射の場合1分以内であり、作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15~20分間である。
薬理作用
消化管、子宮、膀胱など腹部臓器の蠕動抑制作用
使用例
原則として、「グルカゴン(遺伝子組換え)【注射薬】」を「腹部骨盤コンピューター断層撮影(CT/MRI)時の蠕動抑制」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。
使用例において審査上認める根拠
薬理作用が同様と推定される。
留意事項
(1) 当該使用例の用法・用量
通常、グルカゴン(遺伝子組換え)として1mgを1mLの注射用水に溶解し、0.5~1mgを筋肉内又は静脈内に注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、本剤の作用持続時間については、筋肉内注射の場合約25分間、静脈内注射の場合15~20分間である。
(2) 投与後は二次的な低血糖によるめまい、ふらつき、意識障害を起こすことがあるため、糖分の経口摂取を促し、高所作業・自動車の運転の注意を喚起する。インスリノーマ、糖尿病、糖代謝異常、糖原病Ⅰ型、高度肝障害、妊婦、授乳婦、小児等、高齢者では慎重に投与する。
(3) 同じ効能を有し、本薬剤より安価なブチルスコポラミン臭化物の使用が困難であると判断した場合に適応を検討する。
その他参考資料等
The first joint ESGAR/ ESPR consensus statement on the technical
performance of cross-sectional small bowel and colonic imaging (Eur Radiol (2017) 27:2570–25
お問い合わせ
審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441



