データヘルス・ポータルサイト
データヘルス・ポータルサイトについて説明します。
支払基金の役割
データヘルス・ポータルサイトは、健康保険組合によるデータヘルスの事業運営の円滑化と標準化をはかり、事業の実効性を上げることを目的として、平成27年度厚生労働省高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の一環で東京大学が開発した支援ツールです。
平成30年度からの第2期データヘルス計画以降、すべての健康保険組合がデータヘルス・ポータルサイトを活用して計画策定および評価・見直しを行っています。
令和4年7月からは支払基金に移管し運営を行っており、令和6年度から開始した第3期データヘルス計画の計画書作成ページの開発・運用を行うと共に、健康保険組合におけるデータヘルス計画の策定、健康課題の把握、効果的な保健事業の実施に資する支援及び健康保険組合におけるデータヘルス計画の策定及び評価見直しに資するためのシステム改修を実施しています。
データヘルス・ポータルサイトとは
データヘルス・ポータルサイトとは、健康保険組合の皆様がデータヘルス計画を策定したり、実績報告を登録したり、あるいは、運用にあたって活用していただくための「プラットフォーム」です。
このデータヘルス・ポータルサイトを通じて健康課題と保健事業の紐づけや事業ごとの定量的な評価指標の設定・評価が可能となっており、取組状況の見える化や健康保険組合相互の比較により、将来的に健康課題別の効果的な保健事業のパターン化や成功事例のライブラリー化を目指しています。
また、毎年度配信している健康スコアリングレポートもデータヘルス・ポータルサイトより取得いただくことが可能です。
運用や改修については、厚生労働省、健康保険組合連合会本部、東京大学、運営保守事業者、支払基金の五者で定期的に協議の上、実施しています。