オンライン資格確認等
最終更新日:2023年8月1日
支払基金の役割
支払基金は、保険者の委託を受けて国民健康保険中央会と共同し、医療保険者等が医療保険者等向け中間サーバーに登録した資格情報を基に、保険医療機関等に資格情報等を提供するオンライン資格確認システムについて、令和3年3月から試行運用、同年10月から本格運用を開始し、マイナンバー制度における情報提供ネットワークを通じた情報照会・提供、本人確認に関する事務及び保険医療機関等への資格情報の提供等を安定的に稼働させています。
オンライン資格確認等システムの導入によりできること
- オンライン資格確認とは、医療機関等の窓口でマイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号等により、オンラインにて資格情報を確認する仕組みです。
- オンライン資格確認等システムの導入は、医療機関や保険者の事務負担の軽減にもつながっています。
具体的には、オンライン資格確認の効果により、医療機関等から旧資格など誤った資格で請求されるレセプトが減少することになります。 - また、レセプト受付時にも支払基金で資格確認を実施し、旧資格で請求されたレセプトや本人家族の区分を誤って請求されたレセプトは新資格の保険者への振替・分割が可能となっています(レセプト振替・分割)。
- これにより、原審査では令和4年10月から5年9月までの12か月間で、前年より約81.0万件資格関係の返戻が減少しており、再審査では同様に約10.7万件の返戻が減少しています。
- さらに、医療機関や薬局は、保険資格情報の確認のみならず、患者本人の同意のもとで特定健診等情報や薬剤情報の閲覧ができるため、より多くの正確なデータに基づき、より良い医療を提供することが可能となります。
- また、患者はマイナポータルを通じて、過去の受診歴・診療情報を閲覧できるため、その情報を基に医師や薬剤師と健康状況を共有でき、より正確な情報に基づいた診療や服薬指導等を受けることができるようになります。
出典:令和4年8月24日厚生労働省保険局資料「オンライン資格確認の導入が原則として義務付けられます」一部抜粋
(https://www.iryohokenjyoho-portalsite.jp/about/docs/onshigimuka.pdf)
医療機関・薬局・システムベンダの方
マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08280.html
一般の方
マイナンバーカードの健康保険証利用について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html
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