326 アシクロビル⑦(血液20)
最終更新日:2019年9月30日
《令和元年9月30日新規》
標榜薬効(薬効コード)
抗ウイルス剤(625)
成分名
アシクロビル【内服薬】
主な製品名
ゾビラックス顆粒40%、ゾビラックス錠200、ゾビラックス錠400、他後発品あり
承認されている効能・効果
(ゾビラックス顆粒40%から抜粋)
(1) 成人
ア 単純疱疹
イ 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
ウ 帯状疱疹
(2) 小児
ア 単純疱疹
イ 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
ウ 帯状疱疹
エ 水痘
オ 性器ヘルペスの再発抑制
承認されている用法・用量
(ゾビラックス顆粒40%から抜粋)
(1) 成人
ア 単純疱疹
通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回経口投与する。
イ 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日
まで経口投与する。
ウ 帯状疱疹
通常、成人には1回アシクロビルとして800mgを1日5回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(2) 小児
ア 単純疱疹
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最
高用量は200mgとする。
イ 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回造血幹細胞移植施行7日前より
施行後35日まで経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
ウ 帯状疱疹
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最
高用量は800mgとする。
エ 水痘
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最
高用量は800mgとする。
オ 性器ヘルペスの再発抑制
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最
高用量は200mgとする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬理作用
抗ウイルス作用
使用例
原則として、「アシクロビル【内服薬】」を「カルフィルゾミブ、もしくはイキサゾミブクエン酸エステル使用時の帯状疱疹の発症抑制」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
使用例において審査上認める根拠
薬理作用が同様であり、妥当と推定される。
留意事項
当該使用例の用法・用量
通常、アシクロビルとして、1回200㎎を1日1回経口投与する。
その他参考資料等
Prevention and Treatment of Cancer-Related Infections(NCCNガイドライン Ver 1.2019)
お問い合わせ
審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441
