214 ピペラシリンナトリウム①(化学療法2)
最終更新日:2016年4月1日
《平成23年9月26日新規》
《平成26年9月22日更新》
標榜薬効(薬効コード)
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの(613)
成分名
ピペラシリンナトリウム【注射薬】
主な製品名
ペントシリン注射用、ペントシリン筋注用、ペントシリン静注用、他後発品あり
承認されている効能・効果
<適応菌種>
ピペラシリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、大腸菌、シトロバクター属、肺炎桿菌、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く。)
<適応症>
① 敗血症
② 急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染
③ 膀胱炎、腎盂腎炎
④ 胆嚢炎、胆管炎
⑤ バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎
⑥ 化膿性髄膜炎
薬理作用
抗菌作用
使用例
原則として、「ピペラシリンナトリウム【注射薬】」を「外傷・熱傷・手術創等の二次感染」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
使用例において審査上認める根拠
薬理作用が同様と推定される。
お問い合わせ
審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441
