このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

431 カペシタビン(乳癌3)

最終更新日:2026年9月14日

《令和8年9月14日新規》

標榜薬効(薬効コード)

 代謝拮抗剤(422)

成分名

 カペシタビン【内服薬】

主な製品名

 ゼローダ錠300 他後発品あり

承認されている効能・効果

○ 手術不能又は再発乳癌
○ 結腸・直腸癌

○ 胃癌

承認されている用法・用量

手術不能又は再発乳癌にはA法又はB法を使用し、ラパチニブトシル酸塩水和物と併用する場合にはC法を使用する。結腸・直腸癌における補助化学療法にはB法を使用し、オキサリプラチンと併用する場合にはC法を使用する。治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でC法又はE法を使用する。直腸癌における補助化学療法で放射線照射と併用する場合にはD法を使用する。胃癌には白金製剤との併用でC法を使用する。

A法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、21日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。

体表面積

1回用量

1.31m2未満

900mg

1.31m2以上1.64m2未満

1,200mg

1.64m2以上

1,500mg

B法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積

1回用量

1.33m2未満

1,500mg

1.33m2以上1.57m2未満

1,800mg

1.57m2以上1.81m2未満

2,100mg

1.81m2以上

2,400mg

C法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積

1回用量

1.36m2未満

1,200mg

1.36m2以上1.66m2

1,500mg

1.66m2以上1.96m2未満

1,800mg

1.96m2以上

2,100mg

D法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、5日間連日経口投与し、その後2日間休薬する。これを繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積

1回用量

1.31m2未満

900mg

1.31m2以上1.64m2未満

1,200mg

1.64m2以上

1,500mg

E法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積

1回用量

1.31m2未満

900mg

1.31m2以上1.69m2未満

1,200mg

1.69m2以上2.07m2未満

1,500mg

2.07m2以上

1,800mg

薬理作用

 DNA合成阻害
 ゼローダ(一般名:カペシタビン)は消化管より未変化体のまま吸収され、肝臓でカルボキシルエステラーゼにより5’-DFCRに代謝される。次に主として肝臓や腫瘍組織に存在するシチジンデアミナーゼにより5’-DFURに変換される。更に、腫瘍組織に高レベルで存在するチミジンホスホリラーゼにより活性体である5-FUに変換され抗腫瘍効果を発揮する。5-FUはFdUMPに代謝され、チミジル酸合成酵素及び5,10-メチレンテトラヒドロ葉酸と不活性複合体を形成する。その結果チミジル酸合成を抑制することにより、DNA合成を阻害する。また、5-FUはFUTPに代謝され、UTPの代わりにRNAに取り込まれてF-RNAを生成し、リボソームRNA及びメッセンジャーRNAの機能を障害すると考えられている。

使用例

 原則として、「カペシタビン【内服薬】」を「術後乳癌」に対して使用した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

 薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

留意事項

(1) 当該使用例の用法・用量
体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積

1回用量

1.33m2未満

1,500mg

1.33m2以上1.57m2未満

1,800mg

1.57m2以上1.81m2未満

2,100mg

1.81m2以上

2,400mg

(2) 「トリプルネガティブ乳癌の術前化学療法後の手術時に浸潤がんが残存していた症例における術後療法」に限定して使用されるべきであること。

その他参考資料等

(1) 乳癌診療ガイドライン 治療編 2022年版
(2) NCCN(National Comprehensive Cancer Network)Guidelines 乳癌 2025
年版 第5版
(3) Selection of Optimal Adjuvant Chemotherapy and Targeted Therapy
for Early Breast Cancer: ASCO Clinical Practice Guideline Focused
Update
(4) Selection of Optimal Adjuvant Chemotherapy and Targeted Therapy
for Early Breast Cancer: ASCO Guideline Update

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

本文ここまで

サブナビゲーションここから

400番台 組織細胞機能用医薬品

利用者別メニュー

  • 医療機関・薬局・訪問看護ステーションの方
  • 保険者・自治体の方
  • ベンダーの方

様式集

都道府県情報

よくあるご質問

サブナビゲーションここまで

以下フッターです。
Copyright © Health Insurance Claims Review & Reimbursement services. All Rights Reserved.
フッターここまでこのページの上へ戻る