420 アモキシシリン水和物②(消化器病2)
最終更新日:2026年2月25日
《令和8年2月25日新規》
標榜薬効(薬効コード)
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの(613)
成分名
アモキシシリン水和物【内服薬】
主な製品名
サワシリンカプセル250mg、サワシリン錠250mg、アモキシシリン125㎎カプセル、アモキシシリン250㎎カプセル、アモキシシリンカプセル125mg「TCK」、アモキシシリンカプセル125㎎「日医工」、アモキシシリンカプセル250㎎「TCK」、アモキシシリンカプセル250㎎「日医工」、サワシリンカプセル125、サワシリン細粒10%、他後発品あり
承認されている効能・効果
<サワシリンカプセル125、サワシリンカプセル250、サワシリン錠250>
〈適応菌種〉
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘリコバクター・ピロリ、梅毒トレポネーマ
〈適応症〉
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、 扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、子宮付属 器炎、子宮旁結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・免疫性血小板減少症・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
<サワシリン細粒10%>
〈適応菌種〉
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸 球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘリコバクター・ピロリ、梅毒トレポネーマ
〈適応症〉
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、 扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、子宮付属 器炎、子宮旁結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症
承認されている用法・用量
<製剤共通>
〈ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症〉
成人:アモキシシリン水和物として、通常 1 回250mg(力 価)を 1 日 3 ~ 4 回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児:アモキシシリン水和物として、通常 1 日20~40mg (力価)/kgを 3 ~ 4 回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、 1 日量として最大90mg(力価)/kgを超えないこと。
<サワシリンカプセル125、サワシリンカプセル250、サワシリン錠250>
〈ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎〉
・ アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用の場合
通常、成人にはアモキシシリン水和物として 1 回750mg (力価)、クラリスロマイシンとして 1 回200mg(力価) 及びプロトンポンプインヒビターの 3 剤を同時に 1 日2 回、 7 日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、 1 回400mg(力価) 1 日 2 回 を上限とする。
・ アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合
通常、成人にはアモキシシリン水和物として 1 回750mg (力価)、メトロニダゾールとして 1 回250mg及びプロトンポンプインヒビターの 3 剤を同時に 1 日 2 回、 7 日間経口投与する。
<サワシリン細粒10%>
〈胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症〉
・ アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾール併用の場合
通常、成人にはアモキシシリン水和物として 1 回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして 1 回200mg(力価)及びランソプラゾールとして 1 回30mgの 3 剤を同時に 1 日 2 回、 7 日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、 1 回400mg(力価) 1 日 2 回 を上限とする。
・ アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びラベプラゾールナトリウム併用の場合
通常、成人にはアモキシシリン水和物として 1 回750mg (力価)、クラリスロマイシンとして 1 回200mg(力価)及びラベプラゾールナトリウムとして 1 回10mgの 3 剤を同時に 1 日 2 回、 7 日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、 1 回400mg(力価) 1 日 2 回 を上限とする。
薬理作用
細胞壁合成阻害作用(アモキシシリン水和物)
使用例
原則として、「アモキシシリン水和物【内服薬】」を「CAM耐性ヘリコバクター・ピロリ菌の一次除菌を目的に」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
使用例において審査上認める根拠
薬理作用に基づいており、妥当と推定される。
留意事項
(1) 当該使用例の用法・用量
成人にはボノプラザンとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
(2) ピロリ菌の感受性検査によりクラリスロマイシン耐性の存在が明らかであること。
その他参考資料等
H.pylori感染の診断と治療のガイドライン2024年改訂版
お問い合わせ
審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441



