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386 パパベリン塩酸塩(脳神経外科2)

 《令和6年2月26日新規》

標榜薬効(薬効コード)

 鎮けい剤(124)

成分名

 パパベリン塩酸塩【注射薬】

主な製品名

 パパベリン塩酸塩注40㎎「日医工」

承認されている効能・効果

○ 下記疾患に伴う内臓平滑筋の痙れん症状

  胃炎、胆道(胆管・胆のう)系疾患

○ 急性動脈塞栓、急性肺塞栓、末梢循環障害、冠循環障害における血管拡張と症状の改善

承認されている用法・用量

 パパベリン塩酸塩として、通常成人1回30~50mg(0.75~1.25mL)、1日100~200mg(2.5~5mL)を注射する。主として皮下注射するが、筋肉内注射することもできる。また、急性動脈塞栓には、1回50mg(1.25mL)を動脈内注射、急性肺塞栓には、1回50mg(1.25mL)を静脈内注射することができる。

 なお、年齢、症状により適宜増減する。

薬理作用

 血管拡張作用

使用例

 原則として、「パパベリン塩酸塩【注射薬】」を開頭術時の「脳血管攣縮」に対して局所に使用した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

 薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

留意事項

(1) 当該使用例の用法・用量
    開頭手術の術中において40㎎のパパベリン塩酸塩注1Aを生理食塩水で計5~20mlになるように
   溶解し、数滴を攣縮した血管に対して滴下・浸透させる。
(2) 適切な希釈液を用いること。
(3) 止血が得られていない部位には用いないこと。
(4) 大量のパパベリン塩酸塩が術野に拡散されないよう留意すること。

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

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