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294 パクリタキセル①(泌尿器科2)

最終更新日:2019年2月25日

 《平成26年2月24日新規》

標榜薬効(薬効コード)

 抗腫瘍性植物成分製剤(424)

成分名

 パクリタキセル【注射薬】

主な製品名

 タキソール注射液30mg、100mg、他後発品あり

承認されている効能・効果

 卵巣癌、非小細胞肺癌、乳癌、胃癌、子宮体癌、再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、再発又は遠隔転移を有する食道癌、血管肉腫、進行又は再発の子宮頸癌、再発又は難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)

承認されている用法・用量

  • 非小細胞肺癌、胃癌及び子宮体癌にはA法を使用する。
  • 乳癌にはA法又はB法を使用する。
  • 卵巣癌にはA法又はカルボプラチンとの併用でC法を使用する。
  • 再発又は難治性の胚細胞腫瘍には他の抗悪性腫瘍剤と併用でA法を使用する。
  • 再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌、再発又は遠隔転移を有する食道癌、血管肉腫にはB法を使用する。
  • 進行又は再発の子宮頸癌にはシスプラチンとの併用において、D法を使用する。

 A法:通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回210mg/㎡(体表面積)を3時間かけて点滴静注し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
 B法:通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回100mg/㎡(体表面積)を1時間かけて点滴静注し、週1回投与を6週連続し、少なくとも2週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
 C法:通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回80mg/㎡(体表面積)を1時間かけて点滴静注し、週1回投与を3週連続する。これを1クールとして、投与を繰り返す。
 D法:通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回135mg/㎡(体表面積)を24時間かけて点滴静注し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。

薬理作用

 抗腫瘍作用(微小管蛋白重合を促進することにより、微小管の安定化・過剰形成を引き起こし、紡錘体の機能を障害することにより細胞分裂を阻害して抗腫瘍活性を発揮する。)

使用例

 原則として「パクリタキセル【注射薬】」を「尿路上皮癌(腎機能障害がある場合又は二次化学療法として使用される場合に限る)」に対し、「A法(通常、成人にはパクリタキセルとして、1日1回210mg/㎡(体表面積)を3時間かけて点滴静注し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとして投与を繰り返す。)又はC法(通常、成人にはパクリタキセルとして1日1回80mg/㎡(体表面積)を1時間かけて点滴静注し、週1回投与を3週間連続する。これを1クールとして、投与を繰り返す。)により点滴静注」した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

 薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

その他参考資料等

 膀胱癌診療ガイドライン 2009年版(日本泌尿器科学会)

お問い合わせ

審査企画部 医科審査運営課・歯科審査運営課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

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