180 ジピリダモール(小児科35)
最終更新日:2016年4月1日
《平成23年9月26日新規》
標榜薬効(薬効コード)
血管拡張剤(217)
成分名
ジピリダモール【内服薬】
主な製品名
ペルサンチン-Lカプセル、ペルサンチン錠、アンギナール錠、アンギナール散、他後発品あり
承認されている効能・効果
1 ペルサンチン錠12.5、アンギナール錠12.5、アンギナール散12.5
狭心症、心筋梗塞(急性期を除く。)、その他の虚血性心疾患、うっ血性心不全
2 ペルサンチン錠、ペルサンチン錠25、アンギナール錠25
① 狭心症、心筋梗塞(急性期を除く。)、その他の虚血性心疾患、うっ血性心不全
② ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制
③ つぎの疾患における尿蛋白減少:ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群
3 ペルサンチンLカプセル
① ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制
② つぎの疾患における尿蛋白減少:慢性糸球体腎炎(ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群を含む。)
4 ペルサンチン錠100
① ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制
② つぎの疾患における尿蛋白減少:ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群
薬理作用
冠状動脈を拡張し冠血流量を増加、血小板凝集を抑制、冠血流量増加作用、冠動脈の副血行路系の発達促進作用、虚血から心筋を保護する作用、尿蛋白減少作用
使用例
原則として、「ジピリダモール【内服薬】」を「川崎病冠動脈後遺症合併症の管理」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
使用例において審査上認める根拠
薬理作用が同様と推定される。
留意事項
使用上の注意において、「低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。」と記載があることに留意して使用されるべきであること。
その他参考資料等
川崎病急性期治療のガイドライン
お問い合わせ
審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441
