278 デノパミン(小児科49)
最終更新日:2016年4月1日
《平成24年9月24日新規》
《平成26年9月22日更新》
標榜薬効(薬効コード)
強心剤(211)
成分名
デノパミン【内服薬】
主な製品名
カルグート錠、カルグート細粒、他後発品あり
承認されている効能・効果
慢性心不全
承認されている用法・用量
デノパミンとして通常成人1日量15~30mgを3回に分けて経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
ただし、多くの場合、他剤(ジギタリス、利尿剤、血管拡張剤等)と併用する。
薬理作用
心筋収縮力増強作用、末梢血流増加作用
使用例
原則として、「デノパミン【内服薬】」を「現行の適応症について小児」に対して「1~1.5(最大3)mg/kg/日を1日3回に分けて(成人量を超えない)」処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
使用例において審査上認める根拠
薬理作用が同様と推定される。
留意事項
使用上の注意において、「小児等に対する安全性は確立していない(少量より開始するなど慎重に投与すること)。」と記載があることに留意して使用されるべきであること。
その他参考資料等
小児心不全薬物治療ガイドライン 2002(日本小児循環器学会)
お問い合わせ
審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441
