366 アセタゾラミド①(小児神経6)
最終更新日:2022年9月26日
《令和4年9月26日新規》
標榜薬効(薬効コード)
利尿剤(213)
成分名
アセタゾラミド【内服薬】
主な製品名
ダイアモックス末、ダイアモックス錠250㎎
承認されている効能・効果
(1)ダイアモックス末
緑内障、てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加)、肺気腫における呼吸性アシドーシス
の改善、心性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症、メニエル病及びメニエル症候群
(2)ダイアモックス錠250mg
緑内障、てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加)、肺気腫における呼吸性アシドーシス
の改善、心性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症、メニエル病及びメニエル症候群、睡眠時無呼吸症候群
承認されている用法・用量
〈緑内障〉
通常、成人にはアセタゾラミドとして1日250~1,000mgを分割経口投与する。
〈てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加)〉
通常、成人にはアセタゾラミドとして1日250~750mgを分割経口投与する。
〈肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善、心性浮腫、肝性浮腫〉
通常、成人にはアセタゾラミドとして1日1回250~500mgを経口投与する。
〈月経前緊張症〉
通常、成人にはアセタゾラミドとして1日1回125~375mgを月経前5~10日間又は症状が発現した日から経口投与する。
〈メニエル病及びメニエル症候群〉
通常、成人にはアセタゾラミドとして1日1回250~750mgを経口投与する。
〈睡眠時無呼吸症候群(ダイアモックス錠250mgのみ)〉
通常、成人にはアセタゾラミドとして1日250~500mgを分割経口投与する。
なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。
薬理作用
炭酸脱水酵素抑制作用
使用例
原則として、「アセタゾラミド【内服薬】」を「周期性四肢麻痺」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。
使用例において審査上認める根拠
薬理作用が同様であり、妥当と推定される。
留意事項
(1)当該使用例の用法・用量
通常、アセタゾラミドとして1日250〜750mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減す
る。
(2)代謝性アシドーシス、低カリウム血症、低ナトリウム血症等の電解質異常があらわれることがあるので、
異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
(3)腎疾患、肝疾患又は糖代謝異常のある患者においては慎重に投与する。
お問い合わせ
審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441
