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339 アジスロマイシン水和物①(結核病2)

最終更新日:2022年9月26日

《令和2年2月26日新規》 

標榜薬効(薬効コード)

主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの(614)

成分名

アジスロマイシン水和物【内服薬】

主な製品名

ジスロマック錠250mg 、他後発品あり

承認されている効能・効果

<適応菌種>
 アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カ
 タラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ
 属、クラミジア属、マイコプラズマ属
<適応症>
 深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急
 性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔
 炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

承認されている用法・用量

 深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、
 急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
  成人にはアジスロマイシンとして、500mg(力価)を1日1回、3日間合計1.5g(力価)を経口投与する。

 尿道炎、子宮頸管炎
  成人にはアジスロマイシンとして、1000mg(力価)を1回経口与する。

 骨盤内炎症性疾患
  成人にはアジスロマイシン注射剤による治療を行った後、アジスロマイシンとして250mg(力価)を1日1回
  経口投与する。

薬理作用

抗菌作用

使用例

原則として、「アジスロマイシン水和物【内服薬】」を「肺非結核性抗酸菌症」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認める。

使用例において審査上認める根拠

薬理作用が同様であり、妥当と推定される。

留意事項

(1) 当該使用例においては、アジスロマイシン単剤使用ではなく、他の抗菌薬と併用する。
(2) 当該使用例を第一選択薬とする場合は、原則としてクラリスロマイシンを検討した後に投与する。
(3) 当該使用例の用法・用量
  成人にはアジスロマイシンとして250mg(力価)を1日1回経口投与する。
  なお、結節・気管支拡張型の場合には、1日1回500mg(力価)を、1週間に3回原則として隔日経口投与す
  ることもできる。
(4) 投与開始後、経過を観察し、原則として喀痰検査を行う。喀痰検査にて培養陰性後、概ね1年以上投与を継続
  する。
(5) 添付文書に記載されている使用上の注意等に従い、適正使用に努める。また、国内外の各種学会ガイドライ
  ン等、最新の情報を参考にした上で投与する。

その他参考資料等

British Thoracic Society guidelines for the management of non-tuberculous mycobacterial pulmonary disease (NTM-PD)(英国)

お問い合わせ

審査統括部 内科審査課、外科・混合審査課
〒105-0004 東京都港区新橋二丁目1番3号
電話:03-3591-7441

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